2022-07-01 / 最終更新日時 : 2022-07-01 op01 01.コラム・随筆 ◎野球の見方、楽しみ方ー(菅谷 齊=共同通信) 大谷翔平の試合が毎日のようにテレビで観戦できる。エンゼルスの地元、アナハイムのファンが大谷グッズを身に着けて自慢げに大谷の話をするところも放映してくれる。そのファンを見ると、家族連れに親子連れ、友人同士など実にフレンドリ […]
2022-06-01 / 最終更新日時 : 2022-06-01 op01 01.コラム・随筆 ◎松永怜一に見た勝負の極意ー(菅谷 齊=共同通信) 1984年ロサンゼルス五輪の野球で監督として日本に金メダルをもたらした松永怜一さんが亡くなった(2022年6月12日、90歳)。小生は特派員として優勝まで取材をしたが、そこで心に残ったのは勝負師松永の姿だった。一発勝負の […]
2022-05-01 / 最終更新日時 : 2022-05-01 op01 01.コラム・随筆 ◎完全試合、記録認定の謎―(菅谷 齊=共同通信) 2022年4月10日の13連続を含む19奪三振という佐々木朗希(ロッテ)の大記録達成で、久しぶりに完全試合が注目されている。佐々木は1週間後の17日にも8回を無走者に封じた。“サンデー朗希”の快投で日曜日の入場券は最大の […]
2022-04-01 / 最終更新日時 : 2022-04-01 op01 01.コラム・随筆 ◎200勝投手は絶滅種-(菅谷 齊=共同通信) 名球会の悩みが重い。200勝投手の期待が年々薄れていくからである。 会発足のとき、打者2000安打に2投手200勝が入会資格だった。投手には400勝あり、300勝あり、と豪勢だった。それが今では「どなたか、頑張って」の […]
2022-03-01 / 最終更新日時 : 2022-03-01 op01 01.コラム・随筆 ◎制球と球速、そして球威ー(菅谷 齊=共同通信) 「コントロール(制球)とスピード(球速)はどちらが重要か」 投手たちの間でよく論議になるテーマである。コントロール派は「ストライクが取れなければ試合に使えない」と言うし、スピード派は「三振を取ればいい」と応じる。 […]
2022-02-01 / 最終更新日時 : 2022-02-03 op01 01.コラム・随筆 ◎殿堂落選の裏事情-(菅谷 齊=共同通信) 日米野球界の毎年1月は「殿堂の季節」である。殿堂入りは米国が先で、日本はそれを真似た。それだけに米球界は選考結に騒がしい。 なにしろ当選したデビッド・オルティスより、落選したロジャー・クレメンスやバリー・ボンズが焦点 […]
2022-01-01 / 最終更新日時 : 2022-02-01 op01 01.コラム・随筆 ◎新人王の特権-(菅谷 齊=共同通信) 一生に一度のチャンス。それが新人王である。 タイトルは数多くあるのだが、最高の名誉といえば、新人王とMVPの両方を獲得することといっていい。この両タイトルは記者選考によるものだから、厳密には「選ばれた人」となる。成績プ […]
2021-12-01 / 最終更新日時 : 2021-12-02 op01 01.コラム・随筆 ◎姿を消しつつある名勝負-(菅谷 齊=共同通信) 10年ほど前、大物選手にこう言ったことがある。 「近ごろは名勝負が少なくなった。ここ一番でのエースvs3、4番打者の対戦をほとんど見ることがなくなった」 「試合の終盤、もっとも盛り上がる場面で、チャンスに3番、あるい […]
2021-11-01 / 最終更新日時 : 2021-11-01 op01 01.コラム・随筆 ◎記者投票、MVPと新人王-(菅谷 齊=共同通信) プロ野球の締めくくりは、記者投票によるタイトル。なかでもMVPと新人王がもっとも注目されている。 ・MVPは優勝に貢献した選手が選考の基本条件。優勝チーム以外から三冠王など傑出した選手が選ばれることもある。 ・新人王は […]
2021-10-01 / 最終更新日時 : 2021-10-01 op01 01.コラム・随筆 ◎大リーガーと日本選手に逆転現象-(菅谷 齊=共同通信) 秋になると、大リーグとの試合を思い出す。2018年に大リーグ選抜が来日して以来、日米野球は開催されていない。 2リーグになってから単独チームの来日多かった。大リーグのコミッショナーの意向で、1986年からほとんど選抜チ […]
2021-09-01 / 最終更新日時 : 2021-09-01 op01 01.コラム・随筆 ◎不信監督が震える初秋の風-(菅谷 齊=共同通信) 8月、9月は日本球界にとって、最も関心の深い季節である。 真夏の8月は高校野球の甲子園大会。40度近い高温のなかで戦う。「感動のイベント」と、多くのファンがとらえている。 プロ野球はちょっと異なる。ペナントレースの行方を […]
2021-08-01 / 最終更新日時 : 2021-08-01 op01 01.コラム・随筆 ◎もし、あの選手が大リーグでプレーしたら…-(菅谷 齊=共同通信) 1970年代初めから米国に行っては大リーグの試合を見ている。球団拡張政策から10年ほど経ったころだが、まだナ・ア各8球団時代の猛者が存在感を示していた。 あの三振奪取王のノーラン・ライアンがエンゼルスのエースだった。1 […]