2021-12-01 / 最終更新日時 : 2021-12-01 op01 15.たそがれ野球ノート 「中継アナの鉄人」深澤弘さんを悼む(3)-(露久保 孝一 = 産 経) ◎深ちゃんの土産探しに土橋さん大苦戦 1965(昭和40)年頃から約30年間は、プロ野球の中継はラジオが中心だった。ニッポン放送の「ショウアップナイター」の名実況アナだった深澤さんは、関根潤三さん、土橋正幸さん、江本孟 […]
2021-11-01 / 最終更新日時 : 2021-11-01 op01 15.たそがれ野球ノート 「中継アナの鉄人」深澤弘さんを悼む(2)-(露久保 孝一 = 産経) ◎関根潤三さん、根本陸夫さんと密談 深澤さんの球界交友の広さは、マスコミの中で際立っていた。長嶋茂雄、王貞治、落合博満各氏を始め、老壮青の多くの人から親しみをもたれた。その交友の中に、関根潤三さんと根本陸夫さんがいた。 […]
2021-10-01 / 最終更新日時 : 2021-11-01 op01 15.たそがれ野球ノート 元アナウンサー深澤弘さんを悼む(1)-(露久保 孝一=産 経) ▽大親友“ミスター長嶋”がショック プロ野球の名実況で知られた元ニッポン放送アナウンサーの深澤弘(ふかさわ・ひろし)さんが2021(令和3)年9月8日、腎不全のため死去した。85歳だった。葬儀・告別式は同月16日、近親 […]
2019-07-01 / 最終更新日時 : 2019-07-02 op01 15.たそがれ野球ノート 第10回 「駒沢球場」(取材日2007年3月上旬) ◎駒沢の暴れん坊たち(2)完 ▽稲尾からサヨナラ本塁打、張本にご褒美 松木は、新人の張本をレギュラーにしたい、と考えていた。特訓の成果で打球が見違えるほど伸びるようになった。バットの長さを生かして「線」でボールを捉える張 […]
2019-06-01 / 最終更新日時 : 2019-06-01 op01 15.たそがれ野球ノート 第10回 「駒沢球場」(取材日2007年3月上旬) その昔、東京の外れに砂塵が舞い藪蚊が飛び交う「暴れん坊集団」の根城があった。土盛りの外野席にデコボコのグラウンド、そして名物の乱闘騒ぎ。東映フライヤーズの駒沢球場である。 ▽合宿は木造病院の改造 史上ただ一人、3000本 […]
2019-05-01 / 最終更新日時 : 2019-05-01 op01 15.たそがれ野球ノート 第9回「後楽園球場」(下の2=取材日2008年6月上旬) ◎世界のホームランキング・王 貞治 ▽日本シリーズ史に残る王の逆転3ラン 「当時のボクは大スランプでしてね。ペナントレースの後半は26打席ヒットがなかった。あの日も3打席凡退。本塁打なんて全く頭になかった。長嶋さんが一、 […]
2019-04-01 / 最終更新日時 : 2019-03-31 op01 15.たそがれ野球ノート 第9回「後楽園球場」(下の1=取材日2008年6月上旬) ◎世界のホームランキング・王 貞治 ▽ あの伝説的なホームランは、王貞治にしては、信じられないようなウラがある。 「もがき苦しむ絶不調だったからこそ打てた」 打った本人はそう言うのだ。 1971年10月15日 […]
2019-03-01 / 最終更新日時 : 2019-03-01 op01 15.たそがれ野球ノート 第8回「後楽園球場」(上の3)完-取材日2008年3月上旬- ◎ミスタープロ野球の涙 ▽ザ・プラウド・オブ・ヤンキース 長嶋の終わり2シーズンは、73年が2割6分6厘、74年が2割4部4厘だった。 長嶋が執拗に現役に拘ったのは、“バットマンの性”だろう。 これまでもチャスには伝 […]
2019-02-01 / 最終更新日時 : 2019-02-01 op01 15.たそがれ野球ノート 第8回 「後楽園球場」(上の2)-取材日2008年3月上旬- ◎ミスタープロ野球の涙 ▽花束、涙、あの日の姿 第1試合が終わった午後2時過ぎ、長嶋は一塁ベンチから右翼席前へと歩み出す。小野は万一に備え長嶋の後方内側を付いて歩いた。右中間あたりでふと見ると、長嶋が泣き出していた。 […]
2019-01-01 / 最終更新日時 : 2018-12-30 op01 15.たそがれ野球ノート 第8回 「後楽園球場」(上の1)-取材日2008年3月上旬- ◎ミスタープロ野球の涙 ▽別れの日、前夜の雨が止んだ その日、時代を象徴する超人は涙で別れを告げた。プロ野球のメッカ、後楽園球場は”ミスター茂雄の記憶がいっぱい詰まっている。昭和のヒーローの華の舞台だった。 1974年 […]
2018-12-03 / 最終更新日時 : 2018-12-03 op01 15.たそがれ野球ノート 第7回「日生球場」(2)完 ▽被本塁打560本、人一倍の練習のバネに 輝ける記録に鈴木啓示はさして関心を示さない。彼の頭にこびり付いているのは「560」の被本塁打記録なのだ。2番手の山田久志(阪急)の490本よりはるかに多く、ロビン・ロバーツが持つ […]
2018-11-01 / 最終更新日時 : 2018-11-05 op01 15.たそがれ野球ノート 第7回 「日生球場」(1)―(取材日2007年8月中旬) ▽鈴木啓示、わずか観衆2500人の前の大記録 あのノーヒット・ノーランは、39年も昔の、やけに暑い夏の夜の野外劇だった。舞台は大阪城にほど近い小さな日生球場。快記録を達成した近鉄のエース鈴木啓示の唸る快速球は、心地よい一 […]