「100年の道のり」-日本プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信)

日本で観戦者から入場料をいただいて試合を行う、いわゆるプロ野球が始まったのは1920年代の初頭だった。大正時代の終盤である。その後、昭和に入ってリーグ戦が誕生して現在に至るのだが、日本のプロ野球は間もなく100年になろうとする。どのような道のりを歩んできたのだろうか。

 

「100年の道のり」(48)日本プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信)

◎精神の叩き直し、それが茂林寺の猛練習だった  巨人の茂林寺での練習(1936年7月)は、厳しく激しく、選手を育てたといわれている。実は、藤本監督と三原助監督の狙いは「精神面の鍛錬」だった。米国帰りを鼻にかけて真面目に取 […]

「100年の道のり」(47)-日本プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信)

◎体たらくの巨人に早大コンビが乗り込む  「こんな弱いチームを見たことがない-」  巨人の監督を引き受けた藤本定義は、三原脩を東京の自宅に訪ね、巨人の体たらくを嘆いた。用件は、助監督として助けてくれ、という誘いだった。1 […]

「100年の道のり」(46)-日本プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信)

◎試合で実力向上の阪神、巨人は一から出直し練習  阪神は巨人と帯同した遠征を終えると、森茂雄に替え石本秀一を新監督に迎えた。巨人と6試合行い、4勝2敗と勝ち越し、さらにチーム強化を図る狙いがあった。石本は広島商の監督とし […]

「100年の道のり」(45)-日本プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信)

◎NHK中継、巨人-阪神のスタート  産声を上げたばかりのプロ野球。当時は「職業野球」と呼ばれ、不安定な職業というのが国民の見方だった。けれども将来性を見込んだ業界もあった。  その一つがメディアである。  リーグが発足 […]