「100年の道のり」-日本プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信)

日本で観戦者から入場料をいただいて試合を行う、いわゆるプロ野球が始まったのは1920年代の初頭だった。大正時代の終盤である。その後、昭和に入ってリーグ戦が誕生して現在に至るのだが、日本のプロ野球は間もなく100年になろうとする。どのような道のりを歩んできたのだろうか。

 

第3回

▽ルースの不参加 「来日してプレーしていただけないか」  正力松太郎の使者がベーブ・ルースに打診した。  「・・・無理なんだ」  ルースの返事はつれなかった。理由は、映画出演のため撮影の時期と重なる、というもので、映画会 […]

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第2回 正力松太郎の登場と英断

▽全国野球ブーム  1922年(大正11)に発足した初のプロ野球団体だった芝浦協会は、2年間ほどで解散の憂き目に遭った。資金難もあったが、関東大震災の避難所として本拠地グラウンドを接収され、興行できなかったことも大きな原 […]

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第1回 「芝浦協会と天勝球団」

▽日本で初の大リーグ同士の試合 日本に野球が伝えられたのは、明治維新から数年後の1870年代はじめのころ、明治4、5年というのが通説である。その後、鉄道技師の平岡煕(ひろし)が米国に留学し、そこで体験した野球を持ち込み、 […]

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