「100年の道のり」-日本プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信)
日本で観戦者から入場料をいただいて試合を行う、いわゆるプロ野球が始まったのは1920年代の初頭だった。大正時代の終盤である。その後、昭和に入ってリーグ戦が誕生して現在に至るのだが、日本のプロ野球は間もなく100年になろうとする。どのような道のりを歩んできたのだろうか。
「100年の道のり」(68)プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信)
◎歴史的大差、スコア26-0 ペナントレース再開となった1946年(昭和21年)は、8チームのうち上位3チームの争いだった。グレートリング、巨人、阪神である。残る阪急、セネタース、ゴールドスター、パシフィック、中部日本 […]
「100年の道のり」(67)プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信)
◎たくましくリーグ戦の復活 戦争の傷跡が残るなかでプロ野球のペナントレースが復活、再開したのは驚くべきエネルギーだった。1946年(昭和21年)4月27日、8球団が4球団ずつに分かれ、後楽園球場と西宮球場で球史に残るス […]
「100年の道のり」(66)プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信)
◎関西から始まった復活の動き 終戦。1945年11月に東西対抗。これがプロ野球復活の狼煙(のろし)となった。本格的な復活の動きは、実は関西からだった。阪神、阪急など4球団で「関西野球連盟」をつくり、再開への活動をスター […]
「100年の道のり」(65)プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信)
◎東西対抗、プロ野球復活のノロシ 太平洋戦争の影響によるプロ野球の犠牲は1シーズンだけだった。1945年8月15日、玉音放送によって終戦。それから3か月後、プロ野球は再開への準備が本格化した。復活のノロシが東西対抗だっ […]