「100年の道のり」-日本プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信)

日本で観戦者から入場料をいただいて試合を行う、いわゆるプロ野球が始まったのは1920年代の初頭だった。大正時代の終盤である。その後、昭和に入ってリーグ戦が誕生して現在に至るのだが、日本のプロ野球は間もなく100年になろうとする。どのような道のりを歩んできたのだろうか。

 

「100年の道のり」(53)プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信)

◎“酒仙投手”の一人舞台  1937年(昭和12年)秋のシーズンは阪神の独走優勝だった。39勝9敗1分け、勝率8割1分3厘で、2位巨人に9ゲーム差をつけた。しかも対巨人は7勝無敗。「無人の野を行く勢い」と阪神が胸を張った […]

「100年の道のり」(52)プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信)

◎野球人気上々、初のMVPに沢村  1936年(昭和11年)初冬の日本一決定戦、巨人-阪神はプロ野球人気をあおり、職業としても先が見えた点で重要な戦いだった。翌37年、新たにイーグルス(後楽園野球倶楽部)が加わり、8球団 […]

「100年の道のり」(51)プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信)

◎巨人勝利、その陰にエラー19  1936年(昭和11年)の王座決定戦は1勝1敗で勝負の第3戦にもつれ込んだ。12月11日、洲崎球場。先攻阪神で始まった。  先発投手は阪神がエース景浦に対し、巨人は技巧派の前川を起用した […]

「100年の道のり」(50)プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信)

◎冬の洲崎球場、決戦は互角スタート、 日本一を決める阪神-巨人戦が行われたのは1936年12月9日から。3連戦である。グラウンドは下町の洲崎球場だった。  予想は「阪神絶対有利」。リーグ戦の成績が全く違った。投打とも阪神 […]