「100年の道のり」-日本プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信)

日本で観戦者から入場料をいただいて試合を行う、いわゆるプロ野球が始まったのは1920年代の初頭だった。大正時代の終盤である。その後、昭和に入ってリーグ戦が誕生して現在に至るのだが、日本のプロ野球は間もなく100年になろうとする。どのような道のりを歩んできたのだろうか。

 

「100年の道のり」(38)-プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信)

◎野球世界選手権構想、前畑金メダル、そして必死の巨人  二度の日米野球は大リーグを喜ばせた。1936年5月、大リーグからこんな提案があった。 「世界選手権をやろうじゃないか」 最初は香港で開催し、その次は「貴国」、つまり […]

「100年の道のり」(37)-プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信)

◎巨人に連判状事件、監督交代で治める  きっかけは選手からの監督解任を求めたことからだった。つまり排斥。主力の水原茂と田部武雄が浅沼誉夫監督を切り、三宅大輔の監督復帰と苅田久徳の再雇用を、との内容で、同意者の署名を集めて […]

「100年の道のり」(36)-プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信)

◎テキサス州まで遠征、沢村は11勝  巨人は第2回米国遠征に向かった。1936年(昭和11年)2月半ばのことである。  1月14日に静岡市に集合し、キャンプは翌日から2月11日まで練習と試合を行い、渡米に備えた。この期間 […]

「100年の道のり」(35)-プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信)

◎各地区でプロ野球の試合、巨人はアメリカ遠征へ  1936年(昭和9年)春、日本のプロ野球がスタートした。ただ、巨人は第2回アメリカ遠征のため、参加していない。公式記録にリーグ戦の記録がその年の秋からとなっているのは、そ […]