「100年の道のり」-日本プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信)

日本で観戦者から入場料をいただいて試合を行う、いわゆるプロ野球が始まったのは1920年代の初頭だった。大正時代の終盤である。その後、昭和に入ってリーグ戦が誕生して現在に至るのだが、日本のプロ野球は間もなく100年になろうとする。どのような道のりを歩んできたのだろうか。

 

「100年の道のり」(40)プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信)

◎球史に残る選手を次々に獲得した阪神  阪神は選手集めに必死だった。すでに戦力を整えている巨人に立ち向かうために、あらゆる情報を集めた。  契約1号は門前真佐人という広島・広陵中の捕手である。1935年(昭和10年)10 […]

「100年の道のり」(39)-プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信)

◎“2・26事件“の時代に次々と球団創立  巨人に次いで球団を立ち上げたのは阪神タイガースである。1935年(昭和10年)の年の瀬、12月10日に「大阪野球倶楽部」として創立した。  年が明けて36年になると、続々と新球 […]

「100年の道のり」(38)-プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信)

◎野球世界選手権構想、前畑金メダル、そして必死の巨人  二度の日米野球は大リーグを喜ばせた。1936年5月、大リーグからこんな提案があった。 「世界選手権をやろうじゃないか」 最初は香港で開催し、その次は「貴国」、つまり […]

「100年の道のり」(37)-プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信)

◎巨人に連判状事件、監督交代で治める  きっかけは選手からの監督解任を求めたことからだった。つまり排斥。主力の水原茂と田部武雄が浅沼誉夫監督を切り、三宅大輔の監督復帰と苅田久徳の再雇用を、との内容で、同意者の署名を集めて […]