株式会社ヤナセが100周年記念事業の一つとして主催するヤナセ杯港区少年野球チャンピオンシリーズは4年ぶりに再開し、第5回大会を3月11-12日の両日に港区芝浦の埠頭グラウンドで行われました。2016年にスタートしたこの大会はコロナ感染の影響から休止状態にあった。
 初日の開会式で𠮷田数孝社長が「経済・社会活動の正常化を目指す政府方針に加え、参加選手と指導者の思いを勘案し、コロナは完全収束していませんが再開に踏み切りました」と挨拶。続いてプロ野球名球会のアレックス・ラミレス元選手の始球式、さらに選手たちへの指導が行われた。
 この後、前年の港区ベスト4が準決勝を行い、4連覇中の本村クラブと高輪クラブが決勝に進んだ。
▽準決勝
 高輪クラブ 5-0東京サニーズ
 本村クラブ12-1高輪台ファイターズ
 2日目は決勝を行い、高輪クラブが7回裏、野村佳計選手の2点本塁打で劇的なサヨナラ勝ちをした。
▽決勝
 本村クラブ 1000120 4
 高輪クラブ 0000402 6
MVPには殊勲の一打を放った高輪クラブの野村佳計君が受賞した。
この後、ホームラン競争とオールスター戦が行われ、卒業する6年生を送った。