-2024年度総会・懇親会を開催-
東京プロ野球記者OBクラブは2024年6月18日、東京・内幸町の日本プレスセンターで2024年度総会・懇親会を開催した。当クラブの総会・懇親会の開催は、会則により毎年実施することになっているが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で20年から3年間開催延期となったあと、23年に4年ぶりに開催、24年度も無事に開かれ、総会には会員27人が出席して討議した。総会後に懇親会を開き、「巨人V9から50周年」を祝って、中心選手として活躍した柴田勲さんをゲストに招き、なごやかに懇談の時間を過ごした。
総会では、事務局長の露久保孝一(産経)が司会を担当し、2つの議案を提出し説明した。第1号議案の人事、第2号議案の活動報告と計画案が会員から賛同を得て了承された(人事構成は当Webサイトの「理事と名簿」を参照)。
引き続いて懇親会に入り、巨人V9という輝かしい記録を打ち立ててから50周年に当たり「赤い手袋」の盗塁王として人気を博した柴田さんに、菅谷齊会長から記念品を手渡した。続いて、巨人軍デビュー当時の赤いスポーツシャツで登場した柴田さんがマイクを手に、現役時代の思い出や現在の巨人軍の戦いぶりなどについて熱弁を振るった。
柴田さんは、長嶋茂雄さん、王貞治さん、森昌彦(現・祇晶)さんとともにレギュラー選手として9連覇に貢献し、赤い手袋をして盗塁する姿はテレビ、新聞を通じて人気を集めた。盗塁王6度、プロ通算579盗塁は今なおセ・リーグの最多記録である。
懇親会には、当クラブのWebサイトの広告スポンサーである株式会社ヤナセ、株式会社ウェブウッズ、野球殿堂博物館の庄司正信館長も招待され、計31人の出席者が料理をつまみながら3時間、野球談議に花を咲かせた。
なお、柴田さんの当懇親会における談話は、追加取材を含めて24年8月1日からインタビュー形式で連載として掲載していきます。
◎懇親会「巨人V9から50年」のゲストに迎えた柴田勲氏(中央、赤色シャツ)を交えての記念写真=2024年6月18日・日本プレスセンター(東京・内幸町)