「あの時の真相と深層」・・・プロ野球の裏面史(深澤 弘=ニッポン放送)

プロ野球は長い歴史を刻んできた。熱戦あれば大記録あり。ファンを燃えさせた。それらを表とすれば、裏側では様々な出来事や人間模様があった。著名選手であれば渦中の人となる。知られざる事実を振り返る。
 

「ONの尽瘁(じんすい)」(9)―(玉置 肇=日刊スポーツ)

波乱の幕開けだった。PL学園(大阪)の「KKコンビ」清原和博、桑田真澄をめぐる1985(昭和60)年のドラフト会議は1位指名から予想外の展開となった。同年の日本シリーズ優勝はセ・リーグの阪神だったため,指名はパの6位から […]

「ONの尽瘁(じんすい)」(8)―(玉置 肇=日刊スポーツ)

1985(昭和60)年11月18日。ドラフト会議は2日後に迫っていた。当時日刊スポーツの巨人番記者だった私は、同じ社の先輩記者・Kとともに宮崎での秋季キャンプを取材していた。この日チームは練習休みで、監督の王貞治は宿舎近 […]

「ONの尽瘁(じんすい)」(7)―(玉置 肇=日刊スポーツ)

 「試合に負けて帰ると、のどが痛くなっていることがある。なぜかな?と思い返すと、車の中でカセットをかけて大きな声で歌うからなんだね。自分ではそれほど声を出しているつもりはないんだけど、結構がなりたてているんだろうね、ふふ […]

「ONの尽瘁(じんすい)」(6)―(玉置 肇=日刊スポーツ)

指揮官の個性の差異を知る方法として、選手とのコミュニケーションの取り方がある。先の日本シリーズのテレビ中継でも、ベンチで選手に声を掛けるタイプもいれば、接触はもっぱらコーチに任せ、自らは不動のタイプもいて、それぞれ興味深 […]