「あの時の真相と深層」・・・プロ野球の裏面史(深澤 弘=ニッポン放送)
プロ野球は長い歴史を刻んできた。熱戦あれば大記録あり。ファンを燃えさせた。それらを表とすれば、裏側では様々な出来事や人間模様があった。著名選手であれば渦中の人となる。知られざる事実を振り返る。
「ONの尽瘁(じんすい)」(20)―(玉置 肇=日刊スポーツ)
巨人監督の王貞治にとって、抑えの切り札で加入したルイス・サンチェはまさに「両刃の剣」だった。1986(昭和61)年4月6日。ヤクルトとの開幕カード3戦目の9回2死から初登板すると難なく来日初セーブ。これを皮切りに5連続セ […]
「ONの尽瘁(じんすい)」(19)―(玉置 肇=日刊スポーツ)
米時間の1990年6月29日。ブルージェイズ戦でノーヒットノーランを達成したアスレチックスのエース、デーブ・スチュワートこそ、その4年前の86(昭和61)年の王巨人に必要欠くべからざる戦力の1人だった。実は2年越しで巨人 […]
「ONの尽瘁(じんすい)」(18)―(玉置 肇=日刊スポーツ)
今から34年前の1990年6月29日。恐らく今年、全米中で一番狂気、歓喜の乱舞した、そのスタジアムにわたしはいた。 ロサンゼルスのドジャースタジアム。先頃行われたMLBの頂上決戦、ワールドシリーズで大谷翔平、山本由伸ら日 […]
「ONの尽瘁(じんすい)」(17)―(玉置 肇=日刊スポーツ)
就任3年目の1986(昭和61)年シーズン前。巨人監督の王貞治が掲げた投手陣再編の核は、槙原寛己、桑田真澄、水野雄仁(かつひと)の「高卒ドラ1トリオ」の台頭にあった。 新加入の桑田には即戦力の資質が問われるシーズンだった […]