「あの時の真相と深層」・・・プロ野球の裏面史(深澤 弘=ニッポン放送)

プロ野球は長い歴史を刻んできた。熱戦あれば大記録あり。ファンを燃えさせた。それらを表とすれば、裏側では様々な出来事や人間模様があった。著名選手であれば渦中の人となる。知られざる事実を振り返る。
 

「ONの尽瘁(じんすい)」(13)―(玉置 肇=日刊スポーツ)

巨人監督・王貞治の3シーズン目の回顧を始める前に、その前年1985(昭和60)年の出来事で触れておきたいことがある。 王にとって、最愛の父との「別れ」である。 85年8月25日。チームは広島、名古屋と続く遠征の真っ只中に […]

「100年の道のり」(77)プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信)

◎不正試合の横行と選手会の創立  戦後すぐ復活したプロ野球は多くのファンから支持を受けた。戦前の1934年(昭和9年)に日米野球で来日したベーブ・ルースのホームランを見た人々にとって、プロ野球復活は何よりも代えがたい娯楽 […]

「ONの尽瘁(じんすい)」(12)―(玉置 肇=日刊スポーツ)

王貞治の巨人監督就任2シーズン目は61勝60敗9分け。辛くも5割は死守したものの、前年に続く3位に終わった。指揮官は勝負をかけた3シーズン目に向け、1985(昭和60)年オフ、トレードやドラフトによる意欲的な戦力補強でチ […]

「ONの尽瘁(じんすい)」(11)―(玉置 肇=日刊スポーツ)

昨今お目にかかることは少なくなったが、私がプロ野球の取材に携わるようになった頃にはお決まりのように繰り返されるシーンがあった。それはシーズン最終盤のタイトル争いにまつわる「勝負回避劇」だ。首位打者やホームランキングの座を […]