2023-09-01 / 最終更新日時 : 2023-09-01 op01 10.ノンプロ魂 「ノンプロ魂」(3)-(中島 章隆=毎日) ◎改革者・野茂英雄(下) 新日鉄堺での社会人2年目の1988年、野茂英雄は日本のアマ球界を代表するエースに成長し、次なる活躍の場は国際大会だった。 この年は、ソウル五輪の年でもあった。84年のロス五輪決勝で米国を破っ […]
2023-08-01 / 最終更新日時 : 2023-08-01 op01 10.ノンプロ魂 「ノンプロ魂」(2)-(中島 章隆=毎日) ◎改革者・野茂英雄(中) 高校野球の世界では全国的に全く無名の大阪府立成城工高で投手をしていた野茂英雄は、先輩のつてを頼って社会人野球の新日鉄堺に進んだ。そこでの3年間を抜きにして「大リーガー野茂英雄」の誕生はなかった […]
2023-07-01 / 最終更新日時 : 2023-07-01 op01 10.ノンプロ魂 「ノンプロ魂」(1)-(中島 章隆=毎日) 第1回 改革者・野茂英雄(上) いきなり私事で恐縮だが、「退職してよかった」と心の底から思えるのは、連日午前中から昼過ぎにかけて大リーグ中継を満喫できるからだ。とりわけ大谷翔平のエンゼルス移籍以降は、ほぼ連日、テレビの […]
2023-02-01 / 最終更新日時 : 2023-02-01 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」「稀代のホームランアーティスト」門田 博光-(荻野 通久=日刊ゲンダイ) 567本塁打(歴代3位)、1678打点(同3位)、2566安打(同4位)の通算記録を残して、2023年1月24日に74歳で亡くなった門田博光は「こだわり」の打者だった。 天理高からクラレ岡山を経て南海(現ソフトバンク) […]
2022-01-01 / 最終更新日時 : 2022-01-01 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」ヤクルトのスカウト片岡宏雄-(菅谷 齊=共同通信) ◎あっぱれ選手発掘、約束を守った男 オールドファンなら「アマNO1捕手」として覚えているだろう。浪商時代は甲子園で、立大時代は神宮での活躍を。 1950年半ば、立大はエース杉浦忠(南海)4番の長嶋茂雄(巨人)主将でチ […]
2021-12-06 / 最終更新日時 : 2022-01-01 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」古葉竹識君と私-(岡田 忠=朝日) 低音の響きのいい声はほれぼれとする男性的な魅力があった。元広島東洋カープの監督、古葉竹識君(享年85)である。その声が突然消えてしまった。細身だが軽快な動きで、あんなに元気だったのに……。鉄人・衣笠祥雄君が逝ったときと同 […]
2021-07-01 / 最終更新日時 : 2021-07-01 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」-中村 稔(なかむら・みのる=元巨人、2021年6月2日死去、82歳) ◎口出しするな、投手はオレに任されている 中村さんは投手コーチとして、投手起用に関しては相手が誰だろうと一歩も譲らなかった。 「よけいな口出しはしないでくれ!」 そう言うと、ミーティング室を出て、遠征先のホテルの自分の […]
2021-03-01 / 最終更新日時 : 2021-03-01 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」安田猛 ◎王との名勝負、81イニング無四球の大記録 ニックネームが“ぺんぎん”。173㌢72㌔だから小太りに見えた。ホームラン打者で鍛え抜かれた体の王貞治との勝負は、投打の対決とともに好対照の体格勝負としても興味深かった。その […]
2021-03-01 / 最終更新日時 : 2021-03-01 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」高橋里志 ◎浪人、打撃投手、20勝-ドラマチックな野球人生 態度の悪さから監督に殴られてクビ。打撃投手で拾われた機を生かして20勝投手となり、2つのタイトル獲得。スーパースターとは最悪の仲。球場の鏡をたたき割る。引退後はスナックの […]
2021-03-01 / 最終更新日時 : 2021-03-01 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」野村克也(最終回)-(露久保孝一=産経) ◎練習放棄し客のために汗だくのサイン会 野村が死去してから2021年2月11日で1年が過ぎた。「人は死して名を留(とど)む」。いまだなお野村の考える野球の遺産は生きている。戦いの場とともに「人生を考える」行為を地でいく人 […]
2021-02-01 / 最終更新日時 : 2021-02-01 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」野村克也-(露久保 孝一=産経) 「考える月見草」(10) ◎死んでもオレに語らせるのか? 2020年11月、日本シリーズはソフトバンクと巨人の間で戦われた。ソフトバンクが初戦から勝ち、チームの強さを印象付けた。その戦いぶりを受けてスポーツ新聞のなかに、 […]
2021-01-01 / 最終更新日時 : 2021-01-01 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」野村克也-(露久保孝一=産経) 「考える月見草」(10) ◎劣等生が優等生を追い越した 野村は戦後初の三冠王、8年連続を含め本塁打王9回、監督として日本一3度という輝かし戦績を残した。一般的には捕手の大打者、名評論者のイメージが強い。しかし、野村には […]