「100年の道のり」-日本プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信)
日本で観戦者から入場料をいただいて試合を行う、いわゆるプロ野球が始まったのは1920年代の初頭だった。大正時代の終盤である。その後、昭和に入ってリーグ戦が誕生して現在に至るのだが、日本のプロ野球は間もなく100年になろうとする。どのような道のりを歩んできたのだろうか。
「100年の道のり」(70)プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信)
◎いまだに残る試合時間55分 取っては投げ、ちぎっては投げ…9イニングを55分で仕上げた試合が行われたのは、1946年(昭和26年)7月26日のことだった。西宮球場での阪神vsパシフィックで、午後1時15分にプレーボー […]
「100年の道のり」(69)プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信)
◎エピソードだらけのチーム名 リーグ戦再開の1946年(昭和21年)はまだ1リーグ8球団で行われ、順位はこうなっている。 勝 敗 分 勝率 1グレートリング 65 38 2 .634 2巨人 64 […]
「100年の道のり」(68)プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信)
◎歴史的大差、スコア26-0 ペナントレース再開となった1946年(昭和21年)は、8チームのうち上位3チームの争いだった。グレートリング、巨人、阪神である。残る阪急、セネタース、ゴールドスター、パシフィック、中部日本 […]
「100年の道のり」(67)プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信)
◎たくましくリーグ戦の復活 戦争の傷跡が残るなかでプロ野球のペナントレースが復活、再開したのは驚くべきエネルギーだった。1946年(昭和21年)4月27日、8球団が4球団ずつに分かれ、後楽園球場と西宮球場で球史に残るス […]