「幻の球場と熱きレジェンドたち」…球場物語(岡田 忠=朝日新聞)

野球場には音があり匂いがあって特別な緊張感が流れている。なかでも、時代の波にのまれて消えてしまった「幻の球場」には、その時代に活躍したレジェンドたちの汗と涙がしみ込んでいるようで、そこで誰がどんなドラマを刻んだのか思いを馳せるだけでワクワクする。

もう二十数年前から古戦場巡りをしているが、まずはプロ野球公式戦を開催した球場から訪ねて書き溜めてきた。ほんの一部を回っただけの道半ばだが、セピア色の球史に惹かれての気まま旅である。取り上げた球場や選手は私のまたくの独断とさせていただいた。

(文中敬称略)

 

「たそがれ野球ノート」(11)-(小林 秀一=共同通信)

◎お立ち台のトレーニング その昔、ヤクルトの野村克也監督は選手に注文を付けた。ヒーローインタビューのお立ち台ではきちんと自分の言葉で話し、「頑張ります」の常とう句は禁止したのだ。派手なパフォースマンスは願い下げだが、しっ […]

「たそがれ野球ノート」(10)-(小林 秀一=共同通信)

◎報道しなかった既存メディア ソウルでのドジャース、パドレスの開幕シリーズはMLBのアジア戦略で実現したものだが、韓国でこれほど大谷翔平の人気が高まっているとは思わなかった。かつて「冬のソナタ」のぺ・ヨンジュが日本列島に […]

「たそがれ野球ノート」(9)-(小林 秀一=共同通信)

◎懐かしいキャンプ航空便 いつの間にかプロ野球12球団のキャンプ地は沖縄と宮崎にまとまってしまった。かつては関西の有力球団阪神、阪急が高知を本拠地にし、さらに西武も乗り込んで、キャンプを取材する多くのメディアのベースは高 […]

「たそがれ野球ノート」(8)-(小林 秀一=共同通信)

◎シーズンオフは読書を 昨年秋、野球関連の一冊の本と出合った。早稲田大学スポーツナレッジ研究会が編集した「オールアバウト・ベースボール」。「日本野球150年の到達点と課題」の副題がついている。11の項目に分かれ、各分野の […]