「幻の球場と熱きレジェンドたち」…球場物語(岡田 忠=朝日新聞)
野球場には音があり匂いがあって特別な緊張感が流れている。なかでも、時代の波にのまれて消えてしまった「幻の球場」には、その時代に活躍したレジェンドたちの汗と涙がしみ込んでいるようで、そこで誰がどんなドラマを刻んだのか思いを馳せるだけでワクワクする。
もう二十数年前から古戦場巡りをしているが、まずはプロ野球公式戦を開催した球場から訪ねて書き溜めてきた。ほんの一部を回っただけの道半ばだが、セピア色の球史に惹かれての気まま旅である。取り上げた球場や選手は私のまたくの独断とさせていただいた。
(文中敬称略)
「たそがれ野球ノート」(22)-(小林 秀一=共同通信)
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「たそがれ野球ノート」(21)-(小林 秀一=共同通信)
◎歴史つくった地方紙 テレビのスポーツコーナーを見るたびに「あれっ」とつい声が出てしまう。日本の野球マスコミはプロ野球12球団の情報より、遠いアリゾナからのドジャース情報を優先的に扱っている。この現象はいかがなものか、と […]
「たそがれ野球ノート」(20)-(小林 秀一=共同通信)
◎ボールが飛び出すネット 東京・築地市場跡地の再開発計画が明らかになった。再開発を担う事業者は11社の企業連合。三井不動産を代表に大手建設会社のほか、面白いのは読売新聞と朝日新聞がめずらしく肩を並べて参加している。 これ […]
「たそがれ野球ノート」(19)-(小林 秀一=共同通信)
◎日米殿堂入り 新年早々、野球界は大きな話題に包まれる。イチローの日米同時野球殿堂入りだ。 このコラムを書いている時点では、まだ正式に決まっていないが、日本は1月16日、米国は1月21日(日本時間22日)に発表される。 […]