「幻の球場と熱きレジェンドたち」…球場物語(岡田 忠=朝日新聞)

野球場には音があり匂いがあって特別な緊張感が流れている。なかでも、時代の波にのまれて消えてしまった「幻の球場」には、その時代に活躍したレジェンドたちの汗と涙がしみ込んでいるようで、そこで誰がどんなドラマを刻んだのか思いを馳せるだけでワクワクする。

もう二十数年前から古戦場巡りをしているが、まずはプロ野球公式戦を開催した球場から訪ねて書き溜めてきた。ほんの一部を回っただけの道半ばだが、セピア色の球史に惹かれての気まま旅である。取り上げた球場や選手は私のまたくの独断とさせていただいた。

(文中敬称略)

 

「たそがれ野球ノート」(32)-(小林 秀一=共同通信)

◎7イニングでは出番がない 高校野球が7イニング制へ向けて動き出している。 昨年の国民スポーツ大会では取り入れられ、その後の高野連の検討会議では「採用が望ましい」という結論が出て、現時点では2028年夏甲子園大会の予選か […]

「たそがれ野球ノート」(31)-(小林 秀一=共同通信)

◎1年の終わりに  生活から野球が消えている季節に入り、たそがれ記者にとって、なんと一日の長いことか。それに引き換え、師走を迎えて、なんと一年の短いことか。 野球に関わることだけでもイチローに始まり、長嶋さん、大谷、阪神 […]

「たそがれ野球ノート」(30)-(小林 秀一=共同通信)

◎記者はオフだって忙しい 11月から12月、現場に動きのないプロ野球のオフシーズン、「暇になったでしょう」とよく言われたものが、野球記者にとって決してそんなことはないのだ。 12球団は来シーズンに備えた態勢づくりを急ピッ […]

「たそがれ野球ノート」(29)-(小林 秀一=共同通信)

◎五木寛之さんが示すもの 新聞、放送の編集作業で欠かせないのが予定稿という存在だ。予測できる結果をあらかじめ書き置いておく記事のことで、いざ結果が出たらすぐに記事が手放せる。ニュースの重要な要素の一つ、速報性を存分に生か […]