春の恒例「ヤナセ杯」(会長・𠮷田多孝ヤナセ社長)が3月9日-10日に東京・港区の埠頭グラウンドで開催(総合司会は山田透アナウンサー)されました。
▽“ミスター赤ヘル”が始球式と野球教室
第6回大会の今年は、開会式が行われた第1日に名球会の山本浩二さん(顧問)が始球式をし、その後での野球教室で打撃を中心にした指導を行いました。山本さんは球界を代表する打者として活躍し、広島カープを初優勝に導き、“ミスター赤ヘル”の愛称で知られたスーパースターで、MVPのほか首位打者、本塁打王、打点王など数多くのタイトルを獲得、野球殿堂入りのメンバーです。
野球教室ではキャッチボールや打撃などユーモアを交えて指導、自らフリーバッティングをして見本を示しました。選手たちは真剣に学び、これからの貴重な参考になる体験に満足そうでした。
開会式では加藤鮎子内閣府特命大臣が保護者代表として挨拶を行いました。
▽優勝はオール麻布
チャンピオンシリーズは、2023年度の港区ベスト4のチームが出場し、第1日は午後から準決勝2試合を行い、第2日に決勝を行いました。優勝はオール麻布で2度目、MVPは準決勝と決勝で本塁打を放ったオール麻布の藤間陽仁君が選ばれました。
・準決勝 ①本村クラブ7-6
②オール麻布11-2
・決 勝 本村クラブ 100010 2
オール麻布 50231X 11
この後、ホームラン競争とオールスター戦が行われ、大いに盛り上がりました。
大会の後援・協賛は、港区少年野球連盟、名球会、東京プロ野球記者OBクラブ、永谷園ホールディングス、ナガセケンコー、ジェイコム東京港・新宿局。