・・・高輪クラブが逆転サヨナラ勝ちで優勝・・・第7回ヤナセ杯

 第7回を迎えたヤナセ杯争奪、港区少年野球チャンピオンシリーズは3月8-9日の両日、東京・港区芝浦の埠頭グラウンドで行われ、高輪クラブが4番打者の2点本塁打で6-5の逆転サヨナラ勝ちし、2度目の優勝を飾った。

 第1日の開会式はヤナセ森田社長が大会の開会宣言。続いて港区教育推進部の山本睦美部長、前国会議員の丸川珠代氏が保護者代表あいさつ。この後、プロ野球名球会の松井稼頭央氏(前西武監督)が始球式で投手としてマウンドに上がり、打者丸川氏に対し、捕手森田社長に開会の1球を投じた。おなじみの山田透スポーツアナウンサーが司会進行を務めた。

 大会は第1日に準決勝2試合、第2日は決勝とオールスターゲームが行われた。

 =試合結果=

 ▽準決勝 高輪クラブ     043 10 8

      高輪台ファイターズ 100 05 6

 ▽準決勝 本村クラブ     703 20 12

      オール麻布     010 00 5

 ▽決 勝 本村クラブ     113 00 5

      高輪クラブ     201 12 6

 =決勝評=

 決勝は優勝の実績を持つチーム同士の対戦となった。先行したのは本村クラブで3回まで5-3と優位に立った。対する高輪クラブは4回裏に1点を返して1点差に詰め寄り、最終5回裏に4番の五反田君が2点ホームランを放ち、劇的な逆転サヨナラ勝ちし、第5回大会に続く優勝を決めた。本村クラブは5度目の優勝を逃した。MVPは殊勲の五反田君が選ばれた。

 =オールスターゲーム=

 出場チームの選手が半分ずつに分かれて戦う“名物イベント”で、チーム名はヤナセが扱う車名。各選手のパフォーマンスにスタンドも含め球場全体が湧いた。

 シボレーズ  002 000 1 3

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