◎名球会ベースボールアカデミー(講師:柴田勲)
 11月23日(日)、東京・港区の埠頭グラウンドで「走塁」をテーマに、中学生を対象に元巨人の柴田勲氏の指導で行われました。
 走塁は試合を行う上でもっとも重要な攻撃手段で、より専門的な部門です。打った瞬間から走者になり、走り方、ベースの踏み方など細部に渡ってアドバイスが行われました。柴田講師は「打者の打撃、投手の投球と違って全力で走ることはだれでもできる」ことを強調、全選手の全力疾走から始まりました。さらに「1点差で勝負は決まる。その1点を取るのに走塁は必須」と重ねて指導し、「走塁は地味な練習だけれども最重要の練習」と総括しました。
 プラスルファとして打者のバットスイング、投手の投球をアドバイス。打者にはスイングしているポイントで打つ、投手には真ん中へ投げる-と基本の練習を指導。最後に「野球はやさしくやろう」「楽しく明るく野球をしよう」と伝えました。
 柴田講師は高校時代、1塁走者のとき次打者とのヒットエンドランで、レフト前の安打にもかかわらず左翼手の二塁送球を見て一気にホームインした高校野球史に残るベースランニングをした経験から「走塁の重要性を知ってもらえば」と指導後に語っていました。

主催:プロ野球名球会 協力:港区野球連盟 後援:東京プロ野球記者OBクラブ 
企画構成:株式会社ウエブウッズ
=柴田勲略歴=
1944年2月 横浜市生まれ。法政二高時代の60年夏、61年春にエースとして夏春全国優勝。62年に巨人入り。プロ野球初のスイッチヒッターとして9連覇(1番打者)をはじめリーグ優勝13度に貢献。俊足から“怪盗赤い手袋”の異名を取り盗塁王7度。通算記録は20年間で2018安打、579盗塁はセ・リーグ最多記録。日本シリーズは通算73試合(2位)出場、通算14盗塁(1位)6試合シリーズ打率5割6分5厘(1位)にMVP。オールスター戦は12年36試合出場。