2021-06-01 / 最終更新日時 : 2021-06-01 op01 09.菊とペン 「菊とペン」-(菊地 順一=デイリースポーツ) ◎「オレにガン飛ばしてんのか」と言った監督 これは数年前のお話である。某球団のX監督は礼儀・作法に厳しい、いやうるさいことで知られていた。春のキャンプに年配の評論家がやって来て、グラウンドで人気選手にサインを求めていた時 […]
2021-05-01 / 最終更新日時 : 2021-06-01 op01 09.菊とペン 「菊とペン」-(菊地 順一=デイリースポーツ) ◎記者修行中の電話番、怖い低い声 「TELハラ」なる言葉がしきりに喧伝されている。「電話番は新人の仕事」という職場の空気や慣習はいわゆる「ハラスメント」に当たるというのだ。新人は電話に慣れていない世代であるからして、緊張 […]
2021-04-01 / 最終更新日時 : 2021-04-01 op01 09.菊とペン 「菊とペン」-(菊地 順一=デイリースポーツ) ◎監督とマッサージ嬢 現役時代、遊軍記者を5年ほど務めた。担当記者たちのバックアップと言えば聞こえはいいが、休みを取らせるための穴埋めだ。そんな遊軍時代の話を。 開幕間もない頃、関西地区での試合をカバーすることになっ […]
2021-03-01 / 最終更新日時 : 2021-03-01 op01 09.菊とペン 「菊とペン」-(菊地 順一=デイリースポーツ) 私がプロ野球記者として表に出たのは1970年代後半からである。初めて担当したのは大洋(現ÐeNA)である。当時の監督は土井淳さんで、次が関根潤三さん、そして近藤貞雄さんだった。3人の監督さんにはそれぞれ思い出があるが、今 […]
2021-02-01 / 最終更新日時 : 2021-02-01 op01 09.菊とペン 「菊とペン」-(菊地 順一=デイリースポーツ) ◎まだ捨てない“ニューヨークの野望” 現役時代は数多くの出張をしてきた。もちろん、中には海外出張もあった。いまだに忘れられないのが横浜で渉外担当として活躍した牛込惟浩氏とともに に訪れたニューヨークでの一件、いや二件であ […]
2021-01-01 / 最終更新日時 : 2021-01-01 op01 09.菊とペン 「菊とペン」-(菊地順一=デイリースポーツ) ◎番外編「実録・悪賢いカラスと遭遇、意外な結末に」 コロナで明けた2020年がコロナ禍の再拡大とともに幕を閉じようとしている。コロナに振り回された1年だったが、まあ本当に世の中、何が起こるか分からない。 プロ野球で言 […]
2020-12-01 / 最終更新日時 : 2020-12-02 op01 09.菊とペン 「菊とペン」-(菊地順一=デイリースポーツ) ◎深夜の長嶋取材、最終電車に乗り遅れ駅で一泊 季節はちょうど今頃、本格的な冬が訪れようとしていた。私、30歳前である。オフに入って会社で夜勤を命じられていた。時刻は午後6時頃だった。デスクから声がかかった。 「長嶋の家 […]
2020-10-01 / 最終更新日時 : 2020-10-01 op01 09.菊とペン 「菊とペン」-(菊地 順一=デイリースポーツ) ◎どうしてばれた、尻に火事件 現役の記者時代は取材対象に迷惑をかけたことが多々あった。いま、思い出すと恥ずかしい限りだが、今回はその1つを。 その日は後楽園で巨人対大洋(現DeNA)戦の取材である。当時、私は大洋担当で […]
2020-05-01 / 最終更新日時 : 2020-05-05 op01 09.菊とペン 「菊とペン」(3)-(菊地順一=デイリースポーツ) ◎プロ野球界の人間が本当のことを言うと思っているの? 関根潤三さんが4月9日、お亡くなりになった。元祖二刀流として知られ、大洋(現ÐeNA)、ヤクルトで監督を務められた。 私は大洋時代(1982年~84年)の担当記者だっ […]
2020-04-01 / 最終更新日時 : 2020-04-01 op01 09.菊とペン 「菊とペン」(2)-(菊地順一=デイリースポーツ) ◎「俺は殺(や)るつもりなら殺(や)れるんだぜ…」 今回はいきなりのハードボイルドタッチで始めますが、長い記者生活の中で肝を潰したエピソードを記したいと思います。 あれは20代後半のことです。某球場の駐車場を歩いてい […]
2020-02-01 / 最終更新日時 : 2020-02-01 op01 09.菊とペン 「菊とペン」(1)(菊池順一=デイリースポーツ) 皆さん、お初にお目にかかります。今回から新コラム「菊とペン」を担当する菊地順一と申します。野球一筋の64歳です。今コラムではこれまで取材してきた中でのこぼれ話をお話したいと思います。 ◎早版から最終版にも残ったコメント […]