2018-12-03 / 最終更新日時 : 2019-08-01 op01 01.V9巨人 第11回 「川上監督と長嶋茂雄」 「巨人V9と川上哲治」(11)完 ▽君子危うきに近寄らず、引っ越しを進言 当時コーチ兼4番打者だった川上は、1958年(昭和33)のシーズン途中、新人の長嶋茂雄に4番の座を譲って5番に下がった。打順を下げたのは水原監督だ […]
2018-11-01 / 最終更新日時 : 2019-08-01 op01 01.V9巨人 第10回 「選手管理」 ▽罰金は勝つための法律 堀内は倍々になる「門限破り」と「遅刻」の罰金を重ねに重ねて、ついに「給料の4割を取られたことがあって、やっと彼のやんちゃが治った」と牧野さんは書いている。 罰金の最高額は「遅刻」だった。1回50 […]
2018-10-01 / 最終更新日時 : 2019-08-01 op01 01.V9巨人 第9回 「川上イズムが浸透した巨人の春季宮崎キャンプ」 ▽「一番いい時間帯」にチームプレーを このキャンプ・スケジュールのなかの「練習の中身と順番」が、川上巨人の2年目から大きく変わった。新たに「チームプレー」「フォーメイション」の練習が加わって、しかもこの2種目が「打撃練習 […]
2018-09-01 / 最終更新日時 : 2019-08-01 op01 01.V9巨人 第8回 「猛練習」 ▽“指名選手”として鍛え上げる コーチ1年目の1959年(昭和34)の宮崎キャンプのスケジュールは、水原監督が川上コーチの意見を採り入れて作ったものだった。そのメニューについて、関三穗氏は著書「がんばれ!!ジャイアンツ」 […]
2018-09-01 / 最終更新日時 : 2018-09-02 op01 99.日本出身大リーガの真実 第2回 イチロー(2)(蛭間豊章=報知) 01年1月、私は正月休み中に、運動一部の部長から「イチローが自主トレーニングにシアトルに行く。大変だけどシアトルに飛んでくれ」との指示があった。 ▽ファンの逆鱗に触れたブログ イチローは連日、本拠地セーフコ・フィールドの […]
2018-08-08 / 最終更新日時 : 2018-08-08 op01 99.日本出身大リーガの真実 第2回 イチロー(1)(蛭間豊章=報知) 私がプロ野球の記録室担当だった1992年にオリックス入りしたイチロー。94年、プロ野球初の200安打達成以降は、記録の原稿のネタ探しに奔走させられた。これまでのプロ野球選手像を覆す走攻守すべてに輝く姿を、プロ野球ニュース […]
2018-08-01 / 最終更新日時 : 2019-08-01 op01 01.V9巨人 第7回 門限破り攻防戦 ◎遊び盛りのスター選手と取り締まり ▽「銀座の4番バッター」の門限破り 次いで「門限の堅守」である。 ナイターの時は自宅にいる選手も合宿所にいる一軍選手も午前零時か1時。そこで「門限破りの探索」の例を一つ。門限取締役は合 […]
2018-07-01 / 最終更新日時 : 2018-07-01 op01 99.日本出身大リーガの真実 第1回 野茂英雄 ▽野茂vs報道陣、けんか腰だった会見デー 第1回はどうしても野茂英雄だ。私自身、プロ野球記録担当でありながらメジャーの成績を付けていたこともあって、1995年3月、自身初の海外出張としてベロビーチ・キャンプ取材を仰せつか […]
2018-07-01 / 最終更新日時 : 2019-08-01 op01 01.V9巨人 第6回「懲罰と罰金」 ◎懲罰より罰金が原則だった ▽ドジャースを手本にした罰金制度 川上巨人には「懲罰はなかった。代わりに罰金があった」と、参謀だった牧野茂さんが同氏著の「巨人かく勝てり」の中で書いている。よく「罰として試合に出さない」などの […]
2018-06-01 / 最終更新日時 : 2019-08-01 op01 01.V9巨人 第5回「川上哲治の素顔」 ▽川上邸座敷の白木の柱 川上監督は正力松太郎の「巨人はアメリカ野球に追いつけ、紳士たれ、美しくあれ」を忠実に愚直に具現できたことが納得できたような気分になった。 ここでちょっと脇道にそれると、その石の置物の他に、床の間 […]
2018-05-01 / 最終更新日時 : 2019-08-01 op01 01.V9巨人 第4回「川上哲治の愚直」 ▽粘り強くて、凝り性で 私がレース畑の担当からプロ野球のサンケイ―ヤクルトの担当替えになったとき、川上監督について作家の三好徹さんから聞いた「表現」がある。それが「愚直な人」という表現だった。三好さんに会ったのは、レース […]
2018-04-01 / 最終更新日時 : 2019-08-01 op01 01.V9巨人 第3回 「禅とカーネギー」 ▽正眼寺で身につけた「禅の話」 もちろん、川上監督が58年の10月から通っていた岐阜・正眼寺の梶浦逸外老師から語られたお説教や経験なども話したと思われる。 正眼寺へは、長嶋が入団して4番の座を譲り、現役の晩年に差しかか […]