2021-02-01 / 最終更新日時 : 2021-02-01 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」野村克也-(露久保 孝一=産経) 「考える月見草」(10) ◎死んでもオレに語らせるのか? 2020年11月、日本シリーズはソフトバンクと巨人の間で戦われた。ソフトバンクが初戦から勝ち、チームの強さを印象付けた。その戦いぶりを受けてスポーツ新聞のなかに、 […]
2021-01-01 / 最終更新日時 : 2021-01-01 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」野村克也-(露久保孝一=産経) 「考える月見草」(10) ◎劣等生が優等生を追い越した 野村は戦後初の三冠王、8年連続を含め本塁打王9回、監督として日本一3度という輝かし戦績を残した。一般的には捕手の大打者、名評論者のイメージが強い。しかし、野村には […]
2020-12-01 / 最終更新日時 : 2020-12-01 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」 野村克也-(露久保孝一=産経) 「考える月見草」(9) ◎榎本喜八は選球眼抜群の天才だった 長嶋茂雄、王貞治、中西太らが活躍した昭和30年代に、ネット裏で「彼こそ、ナンバー・ワン打者」といわれた男がいた。野村も、その見方をしたひとりだ。 その偉大なる […]
2020-11-01 / 最終更新日時 : 2020-11-01 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」野村克也 「考える月見草」(8) ◎お手本は中西太か山内一弘か 野村は、プロ入り後2年間はほとんどニ軍暮らしだった。上(一軍)を見れば、西鉄ライオンズに大下弘、中西太、大毎オリオンズには田宮謙次郎、榎本喜八、山内一弘という強打者が […]
2020-10-01 / 最終更新日時 : 2020-10-01 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」 野村克也 「考える月見草」(7) ◎「神様」とだまし合いの思考対決 野村は、ONに強く刺激を受けて現役生活を送ったが、あくまで戦いの土俵はパ・リーグである。パで打たないことには、ONと肩を並べることはできなかった。 そのパに、強 […]
2020-05-01 / 最終更新日時 : 2020-05-01 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」野村克也 「考える月見草」(2) ◎監督失格者だからできた日本一への道 1993年11月1日、野村は監督として初めてプロ野球界のトップに立った。野村は、「強い巨人を倒してリーグ制覇」し、日本シリーズでパの強豪西武を下して、新聞 […]
2020-04-01 / 最終更新日時 : 2020-05-01 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」野村克也 「考える月見草」(1) ◎東京ドライブで語った真相 45歳になっても、「生涯一捕手」として懸命にプレーを続けた。1980(昭和55)年、西武ライオンズへ移籍して2年目に入り、まだ現役でプレーする気持ちは強かったが、体力 […]
2020-03-02 / 最終更新日時 : 2020-03-02 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」野村克也 ◎栄光の裏に思考と愛情の好リード 昭和時代に戦後初の三冠王に輝いた野村克也さんが2020(令和2)年2月11日死去した。84歳だった。 南海(現ソフトバンク)で捕手のホームラン打者として数々のタイトルを獲得し、その後ロ […]
2020-02-01 / 最終更新日時 : 2020-02-01 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」高木守道 ◎プレーもユーモアのセンスもあったバックトス 「えっ、もう78歳だったの?」 そんな声が相次いだ。2020年の新年を迎えて間もない1月17日早朝に亡くなった高木守道への言葉だった。ファンはいつまでも「若くさわやかな名 […]
2020-01-01 / 最終更新日時 : 2019-12-30 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」高井保弘 ◎オレのメモノートは金で買えん 代打本塁打27本の世界記録。その保持者、高井保弘が亡くなった。2019年の暮れ、12月20日のことだった。 日本球界の持つ世界記録は、王貞治の868本塁打、衣笠祥雄の2215試合連続出 […]
2019-10-18 / 最終更新日時 : 2019-10-18 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」金田正一 ◎“ノーサイン”で生き抜いた野球人生 400勝に4490三振。天文学数字を残した金田正一が亡くなった。2019年10月6日、86歳だった。 ニックネームは「黄金の左腕」、そして「天皇」。14年連続20勝の中にはオール […]
2019-05-01 / 最終更新日時 : 2019-05-25 op01 10.ノンプロ魂 「評伝」近藤昭仁(こんどう・あきひと)―2019年3月27日、80歳で死去 ◎新人で日本シリーズMVPの“超二流” 近藤さんの現役時代のハイライトは1960年、大洋のルーキーイヤーである。5月に二塁手レギュラーに定着、終盤にはトップバッターを務めた。高校(高松一)、大学(早大)の大先輩である三原 […]