2021-04-01 / 最終更新日時 : 2021-04-01 op01 04.プロ野球の歴史 「100年の道のり」(39)-プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信) ◎“2・26事件“の時代に次々と球団創立 巨人に次いで球団を立ち上げたのは阪神タイガースである。1935年(昭和10年)の年の瀬、12月10日に「大阪野球倶楽部」として創立した。 年が明けて36年になると、続々と新球 […]
2021-03-01 / 最終更新日時 : 2021-03-01 op01 04.プロ野球の歴史 「100年の道のり」(38)-プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信) ◎野球世界選手権構想、前畑金メダル、そして必死の巨人 二度の日米野球は大リーグを喜ばせた。1936年5月、大リーグからこんな提案があった。 「世界選手権をやろうじゃないか」 最初は香港で開催し、その次は「貴国」、つまり […]
2021-02-01 / 最終更新日時 : 2021-02-01 op01 04.プロ野球の歴史 「100年の道のり」(37)-プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信) ◎巨人に連判状事件、監督交代で治める きっかけは選手からの監督解任を求めたことからだった。つまり排斥。主力の水原茂と田部武雄が浅沼誉夫監督を切り、三宅大輔の監督復帰と苅田久徳の再雇用を、との内容で、同意者の署名を集めて […]
2021-01-01 / 最終更新日時 : 2021-01-01 op01 04.プロ野球の歴史 「100年の道のり」(36)-プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信) ◎テキサス州まで遠征、沢村は11勝 巨人は第2回米国遠征に向かった。1936年(昭和11年)2月半ばのことである。 1月14日に静岡市に集合し、キャンプは翌日から2月11日まで練習と試合を行い、渡米に備えた。この期間 […]
2020-12-01 / 最終更新日時 : 2020-12-01 op01 04.プロ野球の歴史 「100年の道のり」(35)-プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信) ◎各地区でプロ野球の試合、巨人はアメリカ遠征へ 1936年(昭和9年)春、日本のプロ野球がスタートした。ただ、巨人は第2回アメリカ遠征のため、参加していない。公式記録にリーグ戦の記録がその年の秋からとなっているのは、そ […]
2020-11-01 / 最終更新日時 : 2020-11-01 op01 04.プロ野球の歴史 「100年の道のり」(34)プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信) ◎7球団がそろい、プロ野球がスタート 巨人軍の全国遠征は野球熱に十分応えるもので、愛好家はプロ野球の発足を後押しした。「時代が求めている」と。 正力松太郎はこの機を逃さなかった。大阪、名古屋、福岡など主要都市のチーム […]
2020-09-01 / 最終更新日時 : 2020-09-01 op01 04.プロ野球の歴史 「100年の道のり」(32)-プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信) ◎ハードな強化遠征試合で強豪の大連実業に連勝 東京ジャイアンツの行脚試合は、順調に消化し、プロとしての力を各地で見せつけた。強化試合が終わると、ただちに地元チームと紅白試合を行うなど、かなりハードだったが、プロ野球リー […]
2020-05-01 / 最終更新日時 : 2020-05-01 op01 04.プロ野球の歴史 「100年の道のり」(28)-プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信) ◎若きジョー・ディマジオの大ホームラン 沢村は自慢のカーブを投げた。打球は乾いた音を立てて左中間に飛んだ。外角に曲がった球をものの見事に引っ張られた。二塁打だった。 「すごいバッターだな」 日本のベンチは驚きに包ま […]
2020-04-01 / 最終更新日時 : 2020-04-01 op01 04.プロ野球の歴史 「100年の道のり」(27)-プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信) ◎大リーグから狙われた沢村 2万784㌔。東京ジャイアンツは米国武者修行で移動に移動を重ねた。夜行列車にバス。現代では想像もできないハードスケジュールだった。この間、文化の違いも学んだ。 その代表的なエピソードが沢村 […]
2020-03-02 / 最終更新日時 : 2020-03-02 op01 04.プロ野球の歴史 「100年の道のり」(26)-プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信) ◎63都市、移動距離2万㌔ 東京ジャイアンツの遠征は、現在では考えられないほどハードだった。128日間で試合を行った都市は63を数えた。2万㌔を超える移動。夜行列車での移動は実に21日。飛行機移動はアメリカでもずっと後 […]
2020-02-01 / 最終更新日時 : 2020-02-01 op01 04.プロ野球の歴史 「100年の道のり」(25)-プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信) ◎ダブルヘッダー7度、休み3日の5月 東京ジャイアンツは連戦に次ぐ連戦を消化した。5月に入ると、2日から16日まで15日間でダブルヘッダーは4度を含む19試合。2日続けてダブルヘッダーもあった。試合のない日はわずか3日と […]
2020-01-01 / 最終更新日時 : 2019-12-31 op01 04.プロ野球の歴史 「100年の道のり」(24)-プロ野球の歴史(菅谷 齊=共同通信) ◎128日間で109試合、1日3試合も 「大日本東京野球倶楽部」改め「東京ジャイアンツ」は、128日間で109試合を消化した。ハードスケジュールなどというものではなく、異常な転戦だった。 カリフォルニア州だけでなく、 […]