2021-04-01 / 最終更新日時 : 2021-04-01 op01 01.コラム・随想 ◎20勝は夢の夢、昭和は遠くなりにけり 次のデータはセ・パ2リーグになってからの10年ごとの20勝投手の人数である。 ・1950(昭和25年)-59 セ56 パ37 ・1960(昭和35年)-69 セ41 パ44 ・1970(昭和45年)-79 セ16 パ21 […]
2021-03-01 / 最終更新日時 : 2021-03-01 op01 01.コラム・随想 ◎アーロンと“756フィーバー” あれ以来、あんな興奮を感じたことがない-と思っているファンを代弁して取り上げたいのがこれ。王貞治がハンク・アーロンの持つ755本塁打の大リーグ記録を抜いた“756フィーバー”である。 1977年9月3日、後楽園球場での […]
2021-02-01 / 最終更新日時 : 2021-02-01 op01 01.コラム・随想 ◎春のキャンプはルーキー登竜門 立大から巨人に入団したゴールデンボーイ長嶋茂雄がキャンプインしたのは1958年2月初旬。立大の卒業試験を済ませてからだった。国鉄の明石駅(兵庫県)には大勢のファンが待ち構え、歓迎のもみくちゃに遇った。普段なら駅から徒歩5 […]
2021-01-01 / 最終更新日時 : 2021-01-01 op01 01.コラム・随想 ◎ミスターの自主トレ プロ野球選手にとって12月のオフはもっとも自由なときである。それまでの管理から解放され、家族サービス、友人知己との食事会、ゴルフに、海外旅行…と。 それもアッという間に年が明けて1月になると、自主トレーニングを始める。 […]
2020-12-01 / 最終更新日時 : 2020-12-01 op01 01.コラム・随想 ◎スター選手の犠牲とFA導入 プロ野球のオフはフリーエージェント(FA)選手の獲得にやっきになる風物詩となっている。高額条件が飛び交う“小切手シーズン”でもある。 大リーグがFA制度を導入したのは1976年から。それまで選手の進退はオーナーがすべて […]
2020-11-01 / 最終更新日時 : 2020-11-11 op01 01.コラム・随想 ◎チーム作りの評価 プロ野球の監督は1年ごとの勝負、成果を問われる。優れた戦力を持っていても、勝てなければたたかれる。原因が主力選手の故障などによる戦列離脱があっても。 チーム作りは、だから大変な作業なのである。 長期展望に立って作るか […]
2020-10-01 / 最終更新日時 : 2020-10-01 op01 01.コラム・随想 ◎ワン・ツー・パンチ ONコンビこと王-長嶋をはじめ、大杉-張本、加藤-長池、衣笠-山本、秋山-清原…。思い出深い打線の中心、ワン・ツー・パンチのコンビである。タイトルホルダーの常連が並ぶ。 このワン・ツー・パンチの言葉の響きは、ファンをわ […]
2020-09-01 / 最終更新日時 : 2020-09-01 op01 01.コラム・随想 ◎甲子園の一握の土 2020年の高校球界は、新型コロナウィルスの影響をもろに受け、イレギュラーな1年となった、春の選抜は中止となり、その出場校は8月に「交流試合」と銘打って甲子園球場でのプレーをした。夏の選手権は予選から中止。その後、都道 […]
2020-05-01 / 最終更新日時 : 2020-05-01 op01 01.コラム・随想 ◎深紅の優勝旗と紫紺の優勝旗 「春はセンバツから」 この日本の風物詩が消えた。2020年春の選抜高校野球は、予想外の新型コロナ・ウィルスの感染の影響を受けて中止になった。無念の選手たちを思うと、気の毒としか言いようがない。 選抜大会が中止になったと […]
2020-04-01 / 最終更新日時 : 2020-04-01 op01 01.コラム・随想 ◎20勝投手に1億円のボーナスを 名球会が困っている。「投手の候補がいなくなる」と。 会員資格は投手が200勝、250セーブ、打者2000本安打。投手の200勝の候補が年々少なくなっている。 昨年10月に亡くなった金田正一は400勝を残した。シーズ […]
2020-03-02 / 最終更新日時 : 2020-03-02 op01 01.コラム・随想 ◎無観客ゲームの“三方一両損” 「オープン戦の72試合(2月29日~3月15日)を無観客試合とする」 プロ野球のコミッショナーはそう宣言した。新型コロナ・ウィルスの感染拡大を防ぐための英断で、むろん、球史初めての措置である。 オープン戦は大きな2 […]
2020-02-01 / 最終更新日時 : 2020-02-01 op01 01.コラム・随想 昭和は遠くになりにけり ◎昭和は遠くになりにけり 2020年となって間もない1月17日早朝、名二塁手だった高木守道が亡くなった。「日本球界最高の二塁手」と評価する声が相次いだ。有名なバックトス。男性ファンはそのさりげない技術にしびれた。女性フ […]