2024-11-01 / 最終更新日時 : 2024-11-01 op01 01.コラム・随想 ◎沢村栄治は遠くなりにけり(菅谷 齊=共同通信) 「投手最高の栄誉」「投手のMVP(最優秀選手)」 沢村賞のことである。2024年は「該当者なし」。これは5年ぶり6度目のことだった。選考委員会の堀内恒夫委員長の説明はこうだった。 「多くの名前が出た。しかし、帯に短し […]
2024-11-01 / 最終更新日時 : 2024-11-01 op01 03.真相と深層 「ONの尽瘁(じんすい)」(17)―(玉置 肇=日刊スポーツ) 就任3年目の1986(昭和61)年シーズン前。巨人監督の王貞治が掲げた投手陣再編の核は、槙原寛己、桑田真澄、水野雄仁(かつひと)の「高卒ドラ1トリオ」の台頭にあった。 新加入の桑田には即戦力の資質が問われるシーズンだった […]
2024-11-01 / 最終更新日時 : 2024-11-01 op01 04.プロ野球の歴史 「100年の道のり」(82)プロ野球の歴史-(菅谷 齊=共同通信) ◎毎日新聞参画の10球団案が崩壊 三原脩率いる巨人がペナントを奪回した1949年(昭和24年)9月下旬、大きなニュースが球界を揺るがした。 「毎日新聞がプロ野球へ」 連盟に加盟申請が出されたのである。しかも監督に毎 […]
2024-11-01 / 最終更新日時 : 2024-11-01 op01 05.インタビュー 「インタビュー」柴田 勲(4)-(聞き手・露久保 孝一=産経) ◎高卒新人に「開幕第2戦に先発しろ」 -柴田さんは昭和37(1962)年に巨人に入団した。2月、宮崎でおこなわれた春季キャンプに参加しました。あこがれのプロの世界はどうだったですか? 柴 田「体操、ランニング、打撃練習は […]
2024-11-01 / 最終更新日時 : 2024-11-01 op01 06.スポーツの内と外 「野球とともにスポーツの内と外」(66)-(佐藤 彰雄=スポーツニッポン) ◎「AI審判」の可能性について スポーツ各分野における「判定問題」は、ある意味で“永遠”の課題かもしれません。出来事を裁く審判が、人の目と感覚による判断で行われるなら“誤審”の危機は紙一重で常につきまとっているからです […]
2024-11-01 / 最終更新日時 : 2024-11-01 op01 08.大リーグ見聞録 「大リーグ見聞録」(81)-(荻野 通久=日刊ゲンダイ) ◎名将はどこへ行った? ▽ビッグデータと資金力 日米ともシーズンオフは人事の季節だ。MLBでは3球団で監督交代があった(10月28日現在)。いち早く新監督を決めたのがシーズン途中で失速したマリナーズ(ア・リーグ西地区2位 […]
2024-11-01 / 最終更新日時 : 2024-11-01 op01 09.菊とペン 「菊とペン」(57)-(菊地 順一=デイリースポーツ) ◎王さんにもあった〝幻の本塁打〟 桜が全国各地で狂い咲きしている。日本の四季はどこへいった。いつからだ。ついぼやいてしまう。 前回の今コラムで1971(昭和46)年、巨人対阪急の日本シリーズ第3戦(後楽園)で王さんが山田 […]
2024-11-01 / 最終更新日時 : 2024-11-01 op01 11.クイズ 今回は日本シリーズに伴う問題です。 -問題- V9時代の巨人に最後の黒星(敗戦)を付けた投手は… 2、継投で完全試合を達成した2人の投手は… 3、2005年の阪神vsロッテ5回戦は天候でコールドゲームになったが、その原因は… 4、2016年の同一シリーズで […]
2024-11-01 / 最終更新日時 : 2024-11-01 op01 12.特集 いつか来た記者道 「いつか来た記者道」(77)-(露久保 孝一=産経) ◎野球を盛り上げる大統領「好投手」 日米ともに国家の新しい指導体制ができ2025年へ船出する。首相および米大統領は野球と深いつながりを持ち、政治とともに野球を愛するリーダーとして歴史をつくってきた。 24年に退任した岸田 […]
2024-11-01 / 最終更新日時 : 2024-11-01 op01 14.記録の交差点 「記録の交差点」(17)-(山田 收=報知) 第17回 佐々木朗希⑥ 今回は、奪三振率にまつわる話を書きたいと思う。奪三振率とは、1試合完投(9回)した場合、どのくらいの三振を取っているか、を表す数字である。奪三振率=(奪三振数)÷(投球回数)×9の式で算出できる […]
2024-11-01 / 最終更新日時 : 2024-11-01 op01 15.たそがれ野球ノート 「たそがれ野球ノート」(17)-(小林 秀一=共同通信) ◎わしは日本の反逆児 江夏豊が米大リーグ入りに挑んだのは1985年春だった。前年の西武在籍を最後に球界から引退したが、退団時のしこりから「不完全燃焼」と言う江夏をミルウォーキー・ブリュワーズが3A契約でキャンプに招いた。 […]
2024-11-01 / 最終更新日時 : 2024-11-01 op01 18.スポーツアナウンサーの喜怒哀楽 「スポーツアナウンサーの喜怒哀楽」(10)-(佐塚 元章=NHK) ◎解説者上田利治さんと夜中まで野球談議 前回のコラムで書いたように、昭和54(1979)年5月、平和台球場で私はプロ野球を初めて放送した。NHKの解説陣に加わった上田さんのデビューでもあった。私が初任地の徳島で初めて野 […]