2022-03-01 / 最終更新日時 : 2022-03-01 op01 01.コラム・随筆 ◎制球と球速、そして球威ー(菅谷 齊=共同通信) 「コントロール(制球)とスピード(球速)はどちらが重要か」 投手たちの間でよく論議になるテーマである。コントロール派は「ストライクが取れなければ試合に使えない」と言うし、スピード派は「三振を取ればいい」と応じる。 […]
2022-02-01 / 最終更新日時 : 2022-02-03 op01 01.コラム・随筆 ◎殿堂落選の裏事情-(菅谷 齊=共同通信) 日米野球界の毎年1月は「殿堂の季節」である。殿堂入りは米国が先で、日本はそれを真似た。それだけに米球界は選考結に騒がしい。 なにしろ当選したデビッド・オルティスより、落選したロジャー・クレメンスやバリー・ボンズが焦点 […]
2022-01-01 / 最終更新日時 : 2022-02-01 op01 01.コラム・随筆 ◎新人王の特権-(菅谷 齊=共同通信) 一生に一度のチャンス。それが新人王である。 タイトルは数多くあるのだが、最高の名誉といえば、新人王とMVPの両方を獲得することといっていい。この両タイトルは記者選考によるものだから、厳密には「選ばれた人」となる。成績プ […]
2021-12-01 / 最終更新日時 : 2021-12-02 op01 01.コラム・随筆 ◎姿を消しつつある名勝負-(菅谷 齊=共同通信) 10年ほど前、大物選手にこう言ったことがある。 「近ごろは名勝負が少なくなった。ここ一番でのエースvs3、4番打者の対戦をほとんど見ることがなくなった」 「試合の終盤、もっとも盛り上がる場面で、チャンスに3番、あるい […]
2021-11-01 / 最終更新日時 : 2021-11-01 op01 01.コラム・随筆 ◎記者投票、MVPと新人王-(菅谷 齊=共同通信) プロ野球の締めくくりは、記者投票によるタイトル。なかでもMVPと新人王がもっとも注目されている。 ・MVPは優勝に貢献した選手が選考の基本条件。優勝チーム以外から三冠王など傑出した選手が選ばれることもある。 ・新人王は […]
2021-10-01 / 最終更新日時 : 2021-10-01 op01 01.コラム・随筆 ◎大リーガーと日本選手に逆転現象-(菅谷 齊=共同通信) 秋になると、大リーグとの試合を思い出す。2018年に大リーグ選抜が来日して以来、日米野球は開催されていない。 2リーグになってから単独チームの来日多かった。大リーグのコミッショナーの意向で、1986年からほとんど選抜チ […]
2021-09-01 / 最終更新日時 : 2021-09-01 op01 01.コラム・随筆 ◎不信監督が震える初秋の風-(菅谷 齊=共同通信) 8月、9月は日本球界にとって、最も関心の深い季節である。 真夏の8月は高校野球の甲子園大会。40度近い高温のなかで戦う。「感動のイベント」と、多くのファンがとらえている。 プロ野球はちょっと異なる。ペナントレースの行方を […]
2021-08-01 / 最終更新日時 : 2021-08-01 op01 01.コラム・随筆 ◎もし、あの選手が大リーグでプレーしたら…-(菅谷 齊=共同通信) 1970年代初めから米国に行っては大リーグの試合を見ている。球団拡張政策から10年ほど経ったころだが、まだナ・ア各8球団時代の猛者が存在感を示していた。 あの三振奪取王のノーラン・ライアンがエンゼルスのエースだった。1 […]
2021-07-01 / 最終更新日時 : 2021-07-01 op01 01.コラム・随筆 ◎エースの曲がり角、三十路の道-(菅谷 齊=共同通信) 「そうか、もう30男になったのか…」 いま一つ調子の上がらない楽天の田中将大と巨人の菅野智之を見て、そう気づいた。ヤンキースから戻って来た田中に対し、菅野は大リーグ行きを断念して残留。2021年のプロ野球はこの二人が注目 […]
2021-06-01 / 最終更新日時 : 2021-06-01 op01 01.コラム・随筆 ◎スキャンダルの種は尽きまじ-(菅谷 齊=共同通信) ロッテの清田が選手契約解除となったのはコロナ禍の出来事に絡むものだった。それに女性問題が重なり、人気商売としてのイメージダウンにつながった。世間を甘く見ていたのだろうか。 プロ野球は2020-21年とコロナに翻弄されて […]
2021-05-01 / 最終更新日時 : 2021-05-06 op01 01.コラム・随筆 ◎絵になる空振り―(菅谷 齊=共同通信) 「規格外」の前評判は本当だった。阪神のルーキー佐藤輝明クンの場外ホームラン(横浜球場)はその代表的な証明だろう。 それ以上に、すごい若者、と見たのは空振りである。ストライクゾーンに来ると、初球からでも振っていき、フルス […]
2021-04-01 / 最終更新日時 : 2021-04-01 op01 01.コラム・随筆 ◎20勝は夢の夢、昭和は遠くなりにけり 次のデータはセ・パ2リーグになってからの10年ごとの20勝投手の人数である。 ・1950(昭和25年)-59 セ56 パ37 ・1960(昭和35年)-69 セ41 パ44 ・1970(昭和45年)-79 セ16 パ21 […]