2021-07-01 / 最終更新日時 : 2021-07-01 op01 01.コラム・随筆 ◎エースの曲がり角、三十路の道-(菅谷 齊=共同通信) 「そうか、もう30男になったのか…」 いま一つ調子の上がらない楽天の田中将大と巨人の菅野智之を見て、そう気づいた。ヤンキースから戻って来た田中に対し、菅野は大リーグ行きを断念して残留。2021年のプロ野球はこの二人が注目 […]
2021-06-01 / 最終更新日時 : 2021-06-01 op01 01.コラム・随筆 ◎スキャンダルの種は尽きまじ-(菅谷 齊=共同通信) ロッテの清田が選手契約解除となったのはコロナ禍の出来事に絡むものだった。それに女性問題が重なり、人気商売としてのイメージダウンにつながった。世間を甘く見ていたのだろうか。 プロ野球は2020-21年とコロナに翻弄されて […]
2021-05-01 / 最終更新日時 : 2021-05-06 op01 01.コラム・随筆 ◎絵になる空振り―(菅谷 齊=共同通信) 「規格外」の前評判は本当だった。阪神のルーキー佐藤輝明クンの場外ホームラン(横浜球場)はその代表的な証明だろう。 それ以上に、すごい若者、と見たのは空振りである。ストライクゾーンに来ると、初球からでも振っていき、フルス […]
2021-04-01 / 最終更新日時 : 2021-04-01 op01 01.コラム・随筆 ◎20勝は夢の夢、昭和は遠くなりにけり 次のデータはセ・パ2リーグになってからの10年ごとの20勝投手の人数である。 ・1950(昭和25年)-59 セ56 パ37 ・1960(昭和35年)-69 セ41 パ44 ・1970(昭和45年)-79 セ16 パ21 […]
2021-03-01 / 最終更新日時 : 2021-03-01 op01 01.コラム・随筆 ◎アーロンと“756フィーバー” あれ以来、あんな興奮を感じたことがない-と思っているファンを代弁して取り上げたいのがこれ。王貞治がハンク・アーロンの持つ755本塁打の大リーグ記録を抜いた“756フィーバー”である。 1977年9月3日、後楽園球場での […]
2021-02-01 / 最終更新日時 : 2021-02-01 op01 01.コラム・随筆 ◎春のキャンプはルーキー登竜門 立大から巨人に入団したゴールデンボーイ長嶋茂雄がキャンプインしたのは1958年2月初旬。立大の卒業試験を済ませてからだった。国鉄の明石駅(兵庫県)には大勢のファンが待ち構え、歓迎のもみくちゃに遇った。普段なら駅から徒歩5 […]
2021-01-01 / 最終更新日時 : 2021-01-01 op01 01.コラム・随筆 ◎ミスターの自主トレ プロ野球選手にとって12月のオフはもっとも自由なときである。それまでの管理から解放され、家族サービス、友人知己との食事会、ゴルフに、海外旅行…と。 それもアッという間に年が明けて1月になると、自主トレーニングを始める。 […]
2020-12-01 / 最終更新日時 : 2020-12-01 op01 01.コラム・随筆 ◎スター選手の犠牲とFA導入 プロ野球のオフはフリーエージェント(FA)選手の獲得にやっきになる風物詩となっている。高額条件が飛び交う“小切手シーズン”でもある。 大リーグがFA制度を導入したのは1976年から。それまで選手の進退はオーナーがすべて […]
2020-11-01 / 最終更新日時 : 2020-11-11 op01 01.コラム・随筆 ◎チーム作りの評価 プロ野球の監督は1年ごとの勝負、成果を問われる。優れた戦力を持っていても、勝てなければたたかれる。原因が主力選手の故障などによる戦列離脱があっても。 チーム作りは、だから大変な作業なのである。 長期展望に立って作るか […]
2020-10-01 / 最終更新日時 : 2020-10-01 op01 01.コラム・随筆 ◎ワン・ツー・パンチ ONコンビこと王-長嶋をはじめ、大杉-張本、加藤-長池、衣笠-山本、秋山-清原…。思い出深い打線の中心、ワン・ツー・パンチのコンビである。タイトルホルダーの常連が並ぶ。 このワン・ツー・パンチの言葉の響きは、ファンをわ […]
2020-09-01 / 最終更新日時 : 2020-09-01 op01 01.コラム・随筆 ◎甲子園の一握の土 2020年の高校球界は、新型コロナウィルスの影響をもろに受け、イレギュラーな1年となった、春の選抜は中止となり、その出場校は8月に「交流試合」と銘打って甲子園球場でのプレーをした。夏の選手権は予選から中止。その後、都道 […]
2020-05-01 / 最終更新日時 : 2020-05-01 op01 01.コラム・随筆 ◎深紅の優勝旗と紫紺の優勝旗 「春はセンバツから」 この日本の風物詩が消えた。2020年春の選抜高校野球は、予想外の新型コロナ・ウィルスの感染の影響を受けて中止になった。無念の選手たちを思うと、気の毒としか言いようがない。 選抜大会が中止になったと […]