2023-12-01 / 最終更新日時 : 2023-12-01 op01 01.コラム・随想 ◎スキャンダル(菅谷 齊=共同通信) 「醜聞」(しゅうぶん)-。スキャンダルのことである。昨今、各業界で頻発しているが、プロ野球界でもお目にかかる。 プロ野球の場合、人気商売の類だから、現役を退いて球界を去っても事件を起こせば「元〇〇球団に所属」とされる […]
2023-11-01 / 最終更新日時 : 2023-11-01 op01 01.コラム・随想 ◎チームのイメージ(菅谷 齊=共同通信) 球団の歴史を追うと面白い。裏を返せば、身売り、人気政策などの変遷でもある。 たとえば、DeNA。プロ野球のリーグ戦がスタートした1936年(昭和11年)に参加した「大東京」がルーツである。翌年の秋季から40年まで「ライ […]
2023-10-01 / 最終更新日時 : 2023-10-01 op01 01.コラム・随想 ◎古関裕而と野球(菅谷 齊=共同通信) 2023年9月14日、甲子園。この日は球史に残る一戦だと思う。 阪神が18年ぶりにセ・リーグ優勝を決めた夜である。地元での勝利、相手は巨人。この両チームはプロ野球を草創期から支えてきた東西の柱で、対戦を「伝統の一戦」と […]
2023-09-01 / 最終更新日時 : 2023-09-01 op01 01.コラム・随想 ◎時代をつくるホームラン(菅谷 齊=共同通信) ベーブ・ルースが特大ホームランをかっ飛ばしたことで大リーグの人気は爆発的なスポーツとなった。その後、ロジャー・マリスがシーズン61本塁打を放ち、ハンク・アーロンが通算715本とルースの記録を抜くたびに、球界は盛り上がった […]
2023-08-01 / 最終更新日時 : 2023-08-01 op01 01.コラム・随想 ◎大リーグ球団増加の余波(菅谷 齊=共同通信) 大リーグのチームが2つ増え、計32球団になる、という。 1901年、ナショナル・リーグとアメリカン・リーグの2大リーグで近代野球の歴史が始まった。1リーグ8球団の16球団時代である。 60年代になってエクスパンション( […]
2023-07-01 / 最終更新日時 : 2023-07-01 op01 01.コラム・随想 ◎「球宴」と「休宴」(菅谷 齊=共同通信) プロ野球の7月の風物詩といえばオールスター・ゲーム。当代の一流選手がそろい、技を競い合う。ファンは喜び、出場選手は重要なキャリアとなる。セ・パ2リーグになって2年目の1951年から導入し、その収入は選手の年金などに充てら […]
2023-06-01 / 最終更新日時 : 2023-06-01 op01 01.コラム・随想 ◎スキャンダルの種は尽きまじ(菅谷 齊=共同通信) いくら寛大なファンでも、令和の時代に入ってからのプロ野球選手のスキャンダルは、あまりにもひどすぎる、とあきれていることだろう。 パワハラにセクハラ、不倫、DV、さらに賭博、反社との関係…。 質が悪いし、お粗末。加えて […]
2023-05-01 / 最終更新日時 : 2023-05-01 op01 01.コラム・随想 ◎監督の器量(菅谷 齊=共同通信) その昔、プロ野球の監督になるのが夢、と多くの男性が思っていたものである。セ・パ合わせて12人しかいないからで、大臣の数より少ないことも大きな理由だった。その代わり成績が悪ければ1年で交代もあるし、シーズン中の解任も、とい […]
2023-04-01 / 最終更新日時 : 2023-04-01 op01 01.コラム・随想 ◎開幕ダッシュ(菅谷 齊=共同通信) 2023年のプロ野球ペナントレースは3月下旬にセ、パ両リーグが開幕した。WBCの爆発的人気を背負ってのスタートである。 ヤクルトとオリックスの3連覇を阻止できるのか。ともに3年前の最下位チームに連覇を許した他球団にと […]
2023-03-01 / 最終更新日時 : 2023-03-01 op01 01.コラム・随想 ◎のどかな野球が消えていく(菅谷 齊=共同通信) 投球数の制限など投手に関するルールがよく変更されている。日本流にいえば「令和の改革」である。 野球のルール変更は大リーグが先行し、それにならって日本は採用となる経過を辿る。むろん、すべてではない。大谷翔平の同一試合で打者 […]
2023-02-01 / 最終更新日時 : 2023-02-01 op01 01.コラム・随想 ◎春のキャンプー(菅谷 齊=共同通信) 2月1日。プロ野球の春季キャンプインである。「プロ野球の元旦」という野球人もいた。自主トレーニング、合同自主トレーニングを経て温暖後を求めて行く。 このキャンプの内容と結果がペナントレースの行方を決める、といってもいいほ […]
2023-01-01 / 最終更新日時 : 2023-01-01 op01 01.コラム・随想 ◎高額契約の余波と余震ー(菅谷 齊=共同通信) 2023年のオフ、またプロ野球のトップ選手が大リーグに走った。驚くのは契約金の高額さである。 ・吉田正尚(オリックス)→レッドソックス 5年9000万㌦(124億円) ・千賀滉大(ソフトバンク)→メッツ 5年750 […]